SNS
地上波を視聴する人が激減した代わりに、YouTubeなどのSNSで情報を得る時代になってきたのではないでしょうか? また、地上波にまったく魅力を感じなくなり、いい場面で、コマーシャルが入り、番組を引っ張っていくやり方に、うんざりしてしまうことは誰にでもあると思います。
個人的には、報道番組には興味がありますが、コメントの内容に疑問を感じることが少なくありません。保守政党を攻撃していれば、もっともらしく聞こえたり、勢力の大きい組織を非難することで、自分の立場を維持することができるのです。野党的な立ち位置で番組を制作してきた歴史があると考えます。
現在、新聞や地上波など大手マスメディアの世界とSNSの世界とでは、大きな乖離が発生していると感じます。地上波しか見ない人と、SNSしか利用しない人との情報はまったく異なる捉え方になってしまうのではないでしょうか?
SNSで注意する点は、自分が興味関心を持った事が、AIの影響なのか検索しやすくなり、同じ思考や主義を持つ者同士がつながり、見解が極端化してしまうことです。自分と同じ思考の動画を見ることで、心地よくなり、その思考の沼にハマってしまうこともあるのです。
今後、ますます、SNSを利用する人は増加していくと、意図的な世論操作も容易になり、社会階層の分団をあおるような発信が増えてきて、世の中を混乱させるようなことになりはしないか懸念してしまいます。このような事態にならないためには、自分自身が、異なる意見や見解を冷静に判断する知識や能力を身に付けるしかありません。
物事の本質がどこにあるか、見る目を鍛えていきたいものです。