2013年1月
今月の一言
年々、先を読むのが難しくなってきている様に感じています。忙しいだろうと予測した年末や年度末では、たいした忙しさはなく、吉野石膏1月の出荷実績に於いて、この地区は前年度対比85%位で推移しているそうです。軽鉄ボード関連に関しては同業者の中でも予想に反して職人不足になっていません。近い将来、確かに名古屋駅の再開発プロジェクトや消費税の駆け込みで瞬間的に職人不足になるでしょう。今、大手ゼネコンは、瞬間的に職人不足になるのを恐れているのです。目先の職人不足を乗り越える事が出来れば、後はこの地区は、工事量が減っていくと読んでいるのです。
我々の仕事は先読みする事が大変に重要である事は皆さん理解している事と思いますが、今の時期、大幅に忙しいと予測していたのに、外れた事に驚いている人は多いのではないでしょうか?
新しい年を迎え、今年は良くなると考えている方は多いと思いますが、もしかしたら、仕事量は今年前半にかけては多くならないかもしれません。これからも、この地区の建設の動向を注意していく必要があります。
契約単価は、時代の流れによって大幅に変化してきました。需要と供給のバランスで価格が決まります。そして、今職人さんが不足している事は、決して悪いことでは無いと考えますし、慢性的に職人さんが不足していないと契約単価も上がってきません。是非、この地区の工事の供給量が時代や季節の要因で大幅に変動するのではなく、安定的に供給されていくようになってもらいたいものです。
平成25年度技能検定(国家試験)受験希望者のご案内
鋼製下地1級
ボード仕上げ1級
申込期限2月12日 (火)
営業担当者又は事務局まで連絡いただきますようお願いします。
*社会保険未加入対策に準じて、安全書類でのチェックが厳しくなると予想されます。当然、個々の作業員の資格や技能講習・特別教育等もチェックされます。まだ資格が無い方は、是非、受験して頂くようお願い申し上げます。