技術力
この1年間で、我々の置かれている環境はずいぶん変化してきました。緊急事態宣言により接待を伴う飲食や大人数での会合が制限され、生活のリズムが変わってしまった人も多いのではないでしょうか? 職場の仲間や取引先と食事に行くことが出来なくなり、家で食事をする人が多くなったと感じます。
習慣が変われば意識も変わってきます。今までの当たり前が当たり前ではなくなり、今まさに時代の過渡期にきていて、新しい価値観に変化しているのではないでしょうか? 地上波は年々見る人が少なくなってきていますし、新聞も購読を中止した人も多くなってきています。
家での生活は人それぞれ違いがありますが、地上波の代わりにスマホでYahoo!ニュースやYouTubeを利用している人が多くなってきています。 また驚くことに、今の子供たちはTVを全く見ていないようで、YouTubeなどのスマホから情報を得ているのです。我々の子供の時代とはかなり変化したのではないでしょうか?
仕事のやり方も当たり前のことが当たり前でなくなり、常識がいつの間にか変わっているかもしれません。新しい時代に対応した仕事のやり方を知る必要があります。環境が変われば、環境にあったやり方で仕事を見つけるしかないのです。
新型コロナの影響で建設業界もかなり厳しさが増し先行きが見えない状態が続いています。どうしても悲観的になりがちですが、厳しい中でも知恵を出し合い、生産性の高い方法を考え出して、歩掛かりを良くすることが重要になります。
予算との戦いになる時代に突入してしまいましたが、いつかは人が重要な時代が来ると考えます。最後は技術力を持った組織や人間が生き残るのではないでしょうか? 基本に立ち戻り、お客さまの求めていることの本質がどこにあるのか? 何が貢献できるのか? 何をやってもらいたいのか? 満足してもらえるような仕事の仕方をしていきたいものです。
旭友会の皆さまと共に一緒になってこの時代を乗り越えていきたいと考えています。