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感性の判断基準

お客さんから、無理難題を言われる事は、よくあるのではないでしょうか? 安全に関すること、工程に関すること、品質に関すること、予算に関すること、書類に関すること等々・・・ 本当に無理なことを言ってくるのです。お客さんの立場を考えても、頭で理解していても、出来ないことも多くあります。

出来ない事が出来るようになることが成長、発展と捉えるならば、進めていかなければなりません。何とかやり遂げてもお客さんからお褒めの言葉を貰うことはないかもしれません。自分の仕事に『意味があるのか無いのか?』 『正しいか正しくないか?』 『損か得か?』 理性で考え判断してしまいます。

『やりたくなくても、仕事だからやる』 『言われたからやる』ということもあるでしょう。受け身な考え方で、やらされている気持ちで仕事を続けていても、良いことはなく、いずれ大事故にもつながりかねません。自分自身の気持ちをコントロールすることが重要になるのではないでしょうか?

『儲かるか儲からないか』『正しいか正しくないか』の理性的な判断基準で物事を裁いては、偏りができてしまいます。心も嬉しくありません。『好きか嫌いか』 『楽しいか楽しくない』の感性の判断基準を使うことで、やりがいに繋がるのではないでしょうか?

お客さんの求めていることの本質がどこにあるのか? 何が貢献できるのか? 何をやってもらいたいのか? 知る必要があります。自分の立場や損得だけ考えている人もいるかもしれません。いろいろなタイプの性格のお客さんがいることを理解しながら、気持ちよく仕事をしていきたいものです。

仕事を通して人生を楽しむことのできる人間になりたいものです。