外部環境の変化
昨今は材料価格の高騰や円安の進行により、外部環境の変化で会社の経営に影響を与えています。一般消費材やエネルギー、生活必需品など、あらゆる品物の価格が上がってきています。明らかにデフレの時代が終わり、インフレの時代に変わったのです。
地上波や新聞では物価上昇は悪いことのように報道して、政府の物価に対する政策を批判することで、ある一定方向に導いていきたい感じがします。デフレの時代のままの方が良かったかのような報道はどうかと思います。
いろいろ意見はあると考えますが、個人的な意見としては、適度に物価が上がることは決して悪いことではないと考えます。物価が上がらない限り所得は増えないのです。いかに生産性を上げていき、商品としての付加価値を付けることができるか?で単価を上げていくことにつながるのではないでしょうか?
物の価格がどんどん上がっていき、同じものでも1年後には30%上昇することも計算に入れて経営をしていかなければなりません。いつの時代も適正価格は時代に合わせて変化していくものです。内装工事の職人さんをはじめ、他の職種の職人さんも不足していることもあり、外部環境は劇的に変化しています。
来年から始まるインボイス制度もあり、頭を痛めている人は多いと思いますが、もう抜け道はありません。行政は税金をいかに多く取れるか、増税の仕組み作りをしてくるのです。その時代時代に対応できる能力と決断力、実行力が重要ではないでしょうか?
時代の流れによる外部環境の変化を感じながら、仕事をしていきたいものです。