お知らせ

デフレの終焉

4月から6月にかけて、日経平均株価が上昇してきました。株価が上がることによって喜んでいる人がいるのではないでしょうか? 株価が上がった要因はあきらかに『バフェット効果』です。4月に来日し、日本の5大商社株の投資比率を増やすと表明したのをキッカケに日経平均株価が上昇したのです。

一人の投資家の言動ひとつで大きく株価が動いたのです。それも外国人投資家によって日本の株価が決まってしまったのです。株の世界では、日本人だけで売り買いするのではなく、グローバルにお金が動き、今や株を動かしているのは個人投資家や日本の機関投資家ではなく、外国人投資家が決める時代になってしまったのではないでしょうか?

株価が上昇することは、日本経済にとって悪いことでなく、お金を使う人が多くなり、景気が益々良くなると考えます。しかしながら、行き過ぎると、株価が上がることによって、大幅なインフレとなり、物価がドンドン上昇していき我々の生活に影響を及ぼしてしまいます。

デフレの時代が終焉を迎え、インフレの時代に突入したと考えていいのではないでしょうか? バブルの時期を経験した人はご存じだと思いますが、株高や不動産の高騰によってバブルとなり、そして株安や不動産の下落によってバブルが弾けたのです。今まさに時代が変わったと感じます。年末に向けて株が爆上げする可能性もあり、もうデフレの時代は当分やって来ないと考えます。安さだけを求める時代は終わったのではないでしょうか。

みんなと同じ商品を、どこよりも安く提供する時代は終わりました。商品の質を高め、得意先の悩みを解決できる仕事の仕方をしていく事が重要です。お客様にどうしたら喜んでもらえるか。また、どうしたら次回も一緒に仕事をしたいと思わせるか。インフレの時代を生き抜くために、何をしたらベストか考えて行動していきたいものです。

時代が変化したことを意識して、価値のある人生を生きていきたいものです。