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人生は意志と愛のドラマ

『意志なき愛は、人間を堕落させる』 『愛なき意志は、人間を傷つける』という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか? 意志とは、成し遂げようとする心です。どんな人間になりたいか、どんな仕事をしたいか、将来どんな生活をしたいかです。また意志は、欲求が理性を通して出てきます。そして決断によって意志が決まるのです。

今までは意志の強い人は我慢できる人と解釈されていました。これからは、どんな困難にも乗り越えることのできる人、不撓不屈の精神を持っている人のことを言うのではないでしょうか? 意志とは『志』であり『使命』です。どれだけ自己実現できるか?なのです。

『愛』とは人間を結びつける力です。他者中心的な心の働きであり、自己中心的な愛の表現にしてはいけません。『愛の本質は許すこと』とも言われています。素晴らしい人間関係を創造させるものが愛なのではないでしょうか?

『意志』と『愛』どちらが欠けても目的を表現することが出来ません。バランスが大切になります。『愛』は学問の対象にはならなく理屈を超えたもので、文学のテーマになっています。男女の愛、親子の愛、愛社心、愛国心、いろいろな形の愛があるのではないでしょうか?

欲求というと悪者と捉えがちですが、欲求がなければ人間は成長しません。また欲求がなければ意志も現れません。意志の強い人は、欲求の強い人ですが、愛の無い欲求は人を傷つけてしまうのです。

人生の目的は素晴らしい人間関係と意志の力においての自己実現です。

『人生は意志と愛のドラマ』と考え、素晴らしい人生を歩んでいきたいものです。
(芳村思風さんの著書を参考にしました)