2020年度の国家予算案は約102.6兆円で過去最大を更新しました。歳入の内訳は、税収の見込み約63.5兆円、税外収入約6.5兆円、新規国債32.5兆円です。19年度の当初税収予算約62.4兆円が約60.1兆円に下方修正しているなか、次年度は消費税10%の効果を想定して、63.5兆円は強気な税収予算を見込んだのではないでしょうか?

消費税10%になってから3ケ月の間、景気の動向で株価がどう影響するか懸念していましたが、予想に反して株価は上昇しています。米国ダウ指数に連動した動きでの株価であり、企業の業績にはあまり関係のない所で株価が決定しているのです。次年度も米国ダウ指数が上昇していくよう期待したいものです。

税収で足りない部分は新規国債でカバーしていますが、俗に言う『国の借金』は1100兆円を超えました。報道ではよく『一人当たりの借金は約891万円になる』と述べていますが、政府の借金であって、日本国民(金融機関含め)は政府にお金を貸している債権者です。あたかも日本国民が借金している言い方に政治的意図が見えるのではないでしょうか?

国家予算案の歳出については、社会保障、公共事業、防衛費等々・・・意見があると考えますが、我々が関係する公共事業は約6.9兆円計上されました。しかしながら、現実は公共事業費を使いきれない事例が続いており、人手不足の問題もあるとは思いますが、しっかり使い切るよう計画し工事を実行してもらいたいものです。

国家予算案に関して、話が大きすぎて、関心が薄くなりがちですが、未来を予想するためにも、時代を読むためにも、興味関心を持って、見聞を広げていきたいものです。