今月の一言

世界の幸福度・幸せ度ランキングが3月に国連から発表されています。毎年この時期に発表されていて、常に上位にランクされるのは北欧の国々です。1位フィンランド、2位デンマーク、3位ノルウェー、4位アイスランド、5位オランダ、6位スイス、7位スウェーデン、8位ニュージーランド、9位カナダ、10位オーストラリア。

アジアでは、25位台湾、34位シンガポール、52位タイ、54位韓国、58位日本、93位中国。主要国では、15位イギリス、19位アメリカ、24位フランス、となっています。国連の『幸福度』は①一人当たりのGDP ②健康に生きられる年数 ③社会の自由度 ④他者への寛大さ ⑤社会的支援 ⑥政治やビジネスにおける腐敗のなさ、などを数値化しています。

日本の順位が良くないのは、日本人独特の日本人に対する評価を厳しく見すぎることがあるのではないでしょうか? 普通と感じる基準が高すぎる事や、日本は豊かになりすぎて選択肢が増えすぎてしまって、目の前にある幸せが見えなくなってしまっているのではないでしょうか? 『もし今度生まれ変わったら何人になりたいですか?』という問いには、おそらく『日本人』と答える日本人が多いと思います。 

日本は世界の中でも、最も地震や台風などの災害の多い国です。絶えず災害に見舞われすべての財産をなくしてしまうケースもあり、それに備えるためのリスク管理をどこの国よりも取る必要があるからこそ、預貯金の額が多くなっています。日本人は漠然と将来に対する不安を持ちながら生きている人種なのかもしれません。

 また、日本人の多くは、私自身も含め、宗教に無関心の人が多いと感じます。
世界にはキリスト教、イスラム教など、信仰している人は多く、その教えに従い、心のより所にしていることで幸せと感じているケースもあります。宗教があれば絶対に救われるとは限りませんが、幸福度を高めるためには、なにか信じられるものが必要なのかもしれません。

今回の幸福度ランキングでガッカリする必要はありません。幸福度は自分自身の『生き方』であり、他人と比較するものでもありません。どう生きていくかが重要で、その中で結果として幸せな気持ちになれるかが大切なのではないでしょうか? 自分に満足できる人生を歩んでいきたいものです。