今月の一言
質素な生活をしていた建築関連の社長さんが独立して、景気の恩恵もあって会社の規模がどんどん大きくなり、大きな自社ビルや倉庫も建てました。
そこから、この社長さんの生活態度が、ガラッと変わり、派手な生活になり贅沢三昧で、成功者としてみんなが羨ましがられるようになりました。しかし、そういう生活が何年か続き、最後は倒産、夜逃げしてしまった。という話は過去にも聞いたことがある人は多いはずです。

運やツキもあって、短期間に大儲けして、大金を手に入れたことで人生が変わってしまった人は、物質的利得というお金がほしいだけで、お金を手に入れた時、その人の人格が、そのお金によって試されていたのです。自分の仕事に対して使命感を持っていたとしたら、お金の中に埋没する仕事の仕方はしなかったのではないでしょうか?

今の時代、大儲け出来るほど甘くありません。真剣に企業を運営していても、チョットした油断で会社を潰すこともあるのです。お金に対する考え方は、価値観の問題であり、お金を目的ととらえるか、何か目的を達成するための手段ととらえるかで、仕事観が変わってくるのではないでしょうか?

人間はどんなに幸せそうに生きている人でも、本当に100%ハッピーで、毎日毎日が喜びばかりの人はいません。ハッピーな顔をしている人ほど、心の裏に重たいものを持って過去を背負ったりしています。日常生活の中で喜び事や楽しみ事があったら、体でその喜びや楽しみを表現して人生を送り、つらい事や苦しみと出会ったら逃げずに、これが人生だと受け止めることが大切なのではないでしょうか?