今月の一言
日建連によると2011年建設労働者数333万人が2025年には216万人になると予想されています。建設市場規模が現在50兆円弱から継続し2025年も50兆円と考えるなら、将来に対して一人当たりの生産性が向上したとしても、100万人の建設労働者が不足するのです。

業界の中でも技能労働者不足に対して危機感を持っていて、若手入植者の採用育成に取り組んでいるのです。(国交省では若者向けのビデオを作成しています)この問題に対して、どうとらえるか? 危機ととらえるのか、チャンスととらえるのか、事業としての方向性が変わってくるのではないでしょうか?技能労働者不足は価格を上げる為には、技能労働者不足は決して悪い事ではないのです。

技能労働者不足で、現場の工期を遅らせた。発注者と精算が出来ずに赤字になった。お客さんの信用が無くなった。いろいろな問題が発生してきます。
それでも、社会に求めるものがあるのなら、ニーズに答えるべきではないでしょうか? 非常に楽しみな時代が来ると感じます。

日本のグローバル化が叫ばれていますが、グローバルで戦う事でコスト競争に巻き込まれ、痛い目に合った企業が多くあります。関東での例ですが、外国人技能実習生がいつの間にか起業して会社をつくり、現場で作業しているケースがあります。中国人だけで現場を管理しているのです。グローバル的には国際基準に適合して低価格で勝負をしていく点で間違いはありません。予想以上に外国人だけの企業が増えてきているのです。

今後も2020年東京五輪に向けて相当技能者不足が問題になります。
政府は時限処置として、大幅に技能実習生を増やそうとしています。
日本に来た技能実習生が期間終了後速やかに帰国してくれれば問題ありませんが、何らかの形で居残った場合、業界に大きな影響を与えてしまいます。

当社も外国人実習生を採用していますが、技能者不足に対して業界がどのような方向性に向かっていくか注視しながら対策を考えていきたいものです。