今月の一言

現場を管理している『監督さん』と言われる中にも、所長、工事長、次席、主任、等々いろいろな立場の方がいます。大手スーパーゼネコンから、準大手、中堅ゼネコン、地場ゼネコン、工務店、会社の規模によって、同じ工事長と呼ばれる人でも、責任の重さや仕事が出来る能力がまったく違ってきたりします。

(このコメントは、旭友会の会報であって、得意先さまは読まない事を前提に書いています。誤解の無いようにお願いします。)

 

先日、○林組さまの監督さんと機会があって、食事をしましたが、今自分がしている仕事へのプライドが、ビンビン伝わってきました。もともと能力があり、自分自身の仕事の考え方をしっかり持っているのか、大企業でステージを這い上がっていく為に叩き挙げられたのか、想像してしまいますが、一味違った感性の持ち主で、本当にためになる話を聞かせていただきました。

 

建築物の収まりに対しては絶対に妥協を許さない。一緒になって本当に良い建物を作っていける業者と仕事をしたい。自分の納得できる建物が完成出来たら、予算が許す限り仕入先に追加工事を認めて、その現場で全て精算する。お金の話から仕事を始める業者を信用しない。本当に良い建物を作りたいと真剣に思っているのです。

 

日頃、儲かるか? 儲からないか? 損か?得か? 数字が達成するか?しないのか? の判断基準で仕事をしがちな自分ですから、何か新鮮に写ったのです。まだ、工事長としての役割で、下請けを泣かせるだけ泣かせて、現場に過大な利益を残し、会社から評価してもらう事を一生懸命やっている監督も多くいます。その中で、仕入先に対しても評価すべきところは、しっかりと評価して、最終目的は本当に良い建物をつくっていく事に情熱を燃やしているのです。

得意先の中にも、利益を上げる手段として建築があると思っている人が多い中、本物の技術者を見たように思いました。